今回は競走馬ドゥテュースがどんな性格なのかやこれまでに建てた戦績を、紹介していきます。
2024年12月22日に開催される有馬記念に出走予定だったドゥテュースが、負傷の為出走取り消しになったと2024年12月20日に発表になりました。
今回の有馬記念で引退するのでラストランを見ることができず、涙しているファンもいるでしょう。
そこでドゥテュースの血筋や性格、これまでの戦績を調べてまとめていきます。
色々なエピソードや輝かしい戦績を、一緒に見ていきましょう
ここからは、ドゥテュースのプロフィールを紹介していきます。
ドゥテュースのプロフィール
【 #京都記念 】武豊 #ドウデュース 圧巻の復活走でいざドバイへ!「もう一度〝最強〟と言われる結果を」 https://t.co/8kdO1wmGNk#東スポ競馬 #競馬 pic.twitter.com/8IlkJBK9Jd
— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) February 12, 2023
ドゥテュースのプロフィールを調べてまとめたところ、以下の通りになります。
性別 | 牡 |
生年月日 | 2019年5月7日(記事作成時4歳) |
調教師 | 友道康夫(栗東) |
産地 | 北海道安平町 |
ドゥテュースは北海道にあるノーザンファームで、父ハーツクライと母ダストアンドダイアモンドの間に生まれました。
近親馬には、母が同じの半姉フラーレンと半兄ロンズデーライトがいます。
名前の由来は、「する」という意味の「Do」とテニス用語の「勝利目前」という意味の「デュース」を合わせたものです。
元気でさみしがり屋
ドゥテュースは元気で物怖じをせず度胸のある性格で、他の馬が暴れたりファンファーレなどの物音が鳴っても動じません。
東京2400Mのスタート時点の観戦客の前やファンファーレ以外の違う楽器が鳴って他の馬が驚いて暴れても、ドゥテュースは知らんぷりをしていたことがありました。
その反面さみしがり屋で甘えん坊な所があり、一頭になるとさみしがったり構ってほしいためなのか他の馬にちょっかいを出したりすることもあるそうです。
3歳の時には、放牧中に女の子を追いかけ回したこともあったといいます。
このような面を見ていると、幼い子供のような感じがして可愛いですね。
食いしん坊
ドゥテュースは結構な大食らいなようで、食に関するエピソードが多いです。
厩舎にいるときにはいつも「飯をくれ」とアピールをしていてサプリメントをあげるときも他の馬には餌に混ぜるなどして味が分からないようにしますが、ドゥテュースは掌に載せて差し出しても食べるといいます。
また、美味しくないからと他の馬は食べないという寝藁まで食べるというほどの食いしん坊ぶりです。
調教帰りに道中の草を食べたりフランスへの輸送後滞在先で体を洗われながら生垣を食べていたという事もありました。
そんなドゥテュースですが苦手な食べ物は塩とのことで、ミネラル補給は電解質を溶かした水を与えられています。
プール好き
上記のような食いしん坊っぷりなためか太りやすい体質らしく、しょっちゅうプール調教送りになっていました。
しかしプール調教に送られすぎて慣れてしまったのかプールが好きで、流れるプールに流されながら浮かんで遊ぶことを覚えてしまったらしいです。
プールに流されながら浮かんでいるドゥテュースを想像すると、ちょっと面白そうな感じがしてしまいます。
ここからは、ドゥテュースのこれまでの戦績を見ていきましょう。
ドゥテュースの戦績
速報写真です。追加写真お待ち下さい🙏#ドウデュース #武豊 #有馬記念
撮影:下野雄規 pic.twitter.com/xA5RoYKqpB— netkeiba (@netkeiba) December 24, 2023
ドゥテュースは2021年9月5日の「サラ系2歳新馬」でデビューを皮切りに、3年3カ月の間で16戦8勝をあげています。
2021年9月のデビュー戦「サラ2歳新馬」
10月「アイビーS」
12月「11R 朝日杯フューチュリティS」
この3戦で1着を獲得し、その後も
2022年3月弥生賞ディープインパクト記念2着
4月皐月賞3着
5月日本ダービー1着
2023年2月京都記念1着
12月有馬記念1着
2024年10月天皇賞(秋)1着
11月ジャパンC1着
と数々の好成績を残しました。
これまで戦ってきた16戦中14戦は武豊騎手がドゥテュースに乗って勝利をあげていたため、武豊騎手は戦友と言っていいでしょう。
ドゥテュースのレース中の動画は、YouTubeに多く上げられています。
引退
2024年10月、ドゥテュースが12月22日の有馬記念を持っての引退が発表され、ラストラン後に引退式が執り行われることが発表されました。
しかしその直前の12月20日、ドゥテュースが右前肢ハ行の為出走取消になったことが発表され、引退式が中止になっています。
引退後は北海道安平町の社台スタリオンステーションに移動して、種牡馬入りするとのことです。
直前での発表に涙したファンも多いでしょうが、4年後にはドゥテュースの産駒が生まれてくると思うのでその馬の活躍を期待しましょう。
まとめ
今回は競走馬ドゥテュースがどんな性格かという事と、戦績を調べてきました。
今回のドゥテュースの故障でのラストランが見れないことは、ファンにとってはかなり無念だと思います。
しかし今後ドゥテュースの血筋の産駒が、4年後に競馬界を盛り上げてくれるでしょう。
その時が、今から楽しみでなりません。
コメント